王子様の恋物語

「ねぇ…ちょっと僕と話さない?」

「え?」


リィが困惑の声を出す
ホップ王子がリィの肩を触った

俺は動く


「君の事を…もっとよく知りたいんだ…」

「ぁ、あの…っ」


リィの肩に触れてる手が撫でるように動く
リィの表情に恐怖が浮かんでいる

俺の女にそんな手で触るんじゃねぇーよ


「すみません。こいつ、俺のフィアンセなんで…触らないでいただけます?」


リィ達の所にたどり着いた俺は、リィを引っ張り自分に引き寄せ…抱き締めた


「っ…それは、失礼しました…レイ王子」


俺の登場にホップ王子はさっさと逃げていった

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