放課後学校
「分かった。」

「よし でな、幽霊ってのはけっこう弱いもんで。人間の意思には弱いんだ。」


「じゃあ アタシ達が 強い意思を持っていけばいいって事?」


「そうだ。家庭科室には鍋やら油や包丁が あるから、それなりの武器はそろうだろ?」

「うん!!じゃあ…早速実行!!」

そう言って走り出した瞬間…


………………………ヒタ

ピタッ

私たちは止まった。

ヒタ…ヒタヒタ…ヒタヒタ…ヒタ…

「ヤバい奴だ!」


私達は家庭科室に急いだ。
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