俺は激甘男子の親友(仮)です。
「…ごめん。僕、興味無いことは覚えない主義だから。」
「だよな。」
だよな。そう言うやつだよなお前は。
頷くも涙が目に溜まる。悲しみに暮れる俺の胸倉から手を離すと落合は珍しく謝った。
まるで悲劇。崩壊寸前な男の友情を生で見ていた沙羅ちゃんは急に口を挟んできた。
「なら今覚えれば済む話だろ。」
万事休すと言いたげに落合は頷く。
「そっか。流石沙羅ちゃん。今回はちゃんと名前覚えるから教えてくれないかい?」
まさか3年立ってから言われるとは思わなかったが沙羅ちゃん以外に興味がねぇ落合に言われると少し嬉しくなり、照れ臭そうに言う。