∞ANxIeTY∞
「ええ医者みつけてん」

静かに
ユウは呟きにも感じる位の声で言う。

「トウマの?」

「おー。」



遡る事10数年前、
トウマは野球でかなり名門の中学に入学し
1年でスタメンに抜擢される位に実力のあった彼を
周りは皆一様に期待していた。
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