小学6年生の日常 Ⅱ
助けを求めて

はぁはぁ。

麗『待って!待ってよ!』

そーいって手を掴む。

『なんで追いかけてくんだよ!!』

麗『あんた、家どこ?』

『お前に関係ねぇーだろ。』

麗『じゃあ名前、教えて?』

『なんで教えなきゃいけねぇーの?』

麗『私が知りたいから!
あ。私の名前は麗!小6です!』

『わぁったよ。
風太。12。だからお前と同じ小6だ。
学校は行ってねぇ。』

麗『あんた、苗字何?』

風太『寒谷。』

麗『あぁ。(うちの傘下か。(ボソッ

あんた暴力受けてんの?てか
虐待?』

風太『お前には関係ねぇつってんだろ!』

麗『私の家にくる?(クスッ』

風太『え?でもお前の家

潰されるぞ?』

麗『ふふっ大丈夫だよ!
私のお父さん舐めないで?』

風太『でも、』

麗『だいじょーぶだから!ね?
ねぇ、あんたの家潰してもいい?』

風太『あぁ。俺はあそこの
実の子供じゃねぇから。』


………え?







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