16歳。ー10年越しの約束ー
見舞いの時間も終わり、俺と小雪はトボトボと病院を後に歩きだした。
「クリスマス、3人で過ごせると思ったのに…」
外は真っ暗だが小雪の悲しそうな顔はすぐにわかった。
「…しょうがねぇよ。とりあえず、お前は友達ん所に泊まるんだろ?送るから」
俺がそう言うと小雪は慌てて
「いっいいよ!大丈夫!そんな迷惑かけらんないよ!」
と、大きな声でそう言った。
…何だか様子がおかしい。