君は私の太陽だ
え・・・っ?

智美ちゃんが?かずの事好きなの?

俺と渓は、美佐ちゃんから呼ばれて、かずの見舞いに付き合って
欲しいと言われた。

別にそれは、構わないんだけど。

それより?
智美ちゃんのいきなりの告白に動揺を隠せないじゃないか。

旅行に?かずを誘うのは、それがあったんだな!!

俺の頭の中の、パズルのピースがはまった感じがした。

しかし?見舞いの席でかずに?告白かよ?
智美ちゃん大丈夫?

渓も同じ事考えていた。

「かず君の病状にもよるけど!」

ちょっと安心した。
なんとなく?智美ちゃんには、焦ってほしくない気がした。

みんなと旅行に行けるようになればなっ!

そう思った。

美佐ちゃんが?渓に言った。

「その後はどうなの?」

俺達の前で、バイト先の子を好きになった渓は旅行に誘ってみると言った。

美佐ちゃんは、心配していたんだろうな!

「えっ?俺の事?」

明らかに、渓は動揺していた。

近頃?その件に触れると黙るから、俺も聞きずらくなった。

静かな、沈黙が流れた。

「俺さ!タイミングってわからなくてさー!!」

渓は、淡々と口を開いた。

バイトが終わって、彼女を待っていた渓。

そこで、見たものは・・・。

彼女の彼氏だった。

渓は、彼氏が居る?のを確認しなかった自分を責めた。
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