君は私の太陽だ
廊下を出た時には、もう遅くて授業のチャイムが、鳴ってしまっていた。


私は、仕方なく、席に座った。

あー!智美ちゃん完全に怒ってるよね?


あの、会話を聞いてなの?


私の自問自答が始まる。


さっきの会話だと…。

私に、好きな人が出来た?

まぁ、武司君なんだけどさっ!

武司君に、彼女がいなくて喜ぶ私!


かず君を振った。


これは?

事実で……。


智美ちゃんも、知っている。


そして…。

昨日の事?

詳しく愛子と話してないよね?

どう、考えても?


怒る事ないよね?


智美ちゃんは、何故?私を睨んでまで、怒ってるのかなー?


違うのかな?

他に、心あたりないし。


とにかく、智美ちゃんに、聞いてみなきゃ、分からないくて。

そういえば、昨日かず君は、あれから?どうしたのかな…。


泣いて、ダッシュで出て来たからなぁ?


私の涙を、かず君はどう思ったのだろうか?


はぁー!

ため息が出るー。

武司君から、昨日の友達の発言は一言。


「気にしないで!」


武司君はどう思ったんだろうか?


さっきは、愛子が入って、話しが途切れちゃったんだよー。


愛子のせいではないけれど…。

ないんだけど!

男の子から見た、気持ちってどう映ったのかなー?


男女の修羅場とか?


今日は何だか授業も、うわの空ってやつ?

でも?今朝の武司君!

かっこよかったなー。


まぁ私がちゃんと?吊り革に、捕まっていれば、良かったんだけど。

武司君の制服に、捕まって!嬉しかったなー。

「高橋!!分かったのか?」


先生がいきなり!私に叫んだ!

「あっはい!」


「何?ぼーっとしてるんだ!」

「すみません。」


恥ずかしいっ!

恥ずかしいーよー!!
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