この未来を壊して下さい。【完】






「お前は、跡取りになりたいのか?」





「俺の意思は関係ない。ならないといけないんだ。」





その言葉と同時にカウンターの席から立ち上がった黒龍。





「それは、絶対か?





変えられない決まりごとか?」





「わからない。でも、俺にはこの選択肢しかない。」





「なぜだ」





「もう、この生活に我慢できない。」





「へぇ~





虐待か。」





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