この未来を壊して下さい。【完】






「そう、まぁ、姫羅がいいならいいけど。」





「今は黒龍。」





「あ、ゴメンゴメン。」





そう言ってさっきの残りのホットケーキを食べだす美穗。





そして、





「コレうまい。」





と、さっきもらったアメを食べる私。





あぁ、このままこの時間が続けばいいのに。





ずっとずっと、このまま、周りに友達がいて、こんな風に笑いながら平和にアメを食べれる。





そんな生活が続けばいいのに。





なんて、叶いもしない願いを思っていたのはここだけの秘密。





< 174 / 393 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop