この未来を壊して下さい。【完】






「変な奴」





と言ったものの、降ろすのは諦めてくれた。





でも、そんな変化を彼らが見逃すはずがなく、





「姫羅ちゃんがおとなしくなったー





どうしたの?」





と私の顔側に来て、私の顔をのぞこうとする彼ら。





必死に顔を隠すものの、耳まで真っ赤な私が顔全体を隠すことは不可能で、





結局、うるさい彼が





「わー姫羅ちゃん





顔真っ赤。」





と言ったせいでバレてしまった。




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