好きになった人、愛した人。
コホンッと神父さんのせい払いが聞こえてきて、あたしはあわてて奈生から身を離した。


神父さんも、今のキスで顔が赤くなっている。


「とにかく、この結婚式を終わります。アーメン」


会場にいたみんなが「アーメン」と大きな声で答え、あたしは再びに奈生の腕の中。


「ふたりで一緒に夢叶えて。ふたりで一緒に生きていこう」


「……うん!」


「今までできなかったこと、全部しような!」


「うん!」


もう、あたしたちは我慢しない。


もう、誰かに引け目なんて感じない。


もう、傷ついたことを隠さない。


今まで広げることのできなかった羽を、めいっぱい広げ羽ばたくんだ!!







おしまい♪
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