7分の1のスキ。
プロローグ
キラキラ光って暑苦しいくらいの光がカーテンの隙間から入ってくる。

あたしはコンビニで買ったおにぎりをかじりながら、その光を見つめていた。

外から聞こえる子供のこえも、車の音もぜーんぶ雑音にしか聞こえない。

太陽の光を反射して光る、アメジストのカケラを光にすかしながら、綺麗じゃないな、と皮肉を呟き、目を閉じる。


今日はなにを見ても、なにをきいてもマイナスにしか思えない。



だって今日はあたしの嫌いな日曜日。
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