7分の1のスキ。
奏太side
俺は少し体をずらして、顔を遠ざけた。
ちづるは黙ったまま、硬直して動かない。
耳が痛いくらいの静寂。
ゴゴゴゴ…と、観覧車が動いている音だけが響いて、さらに静けさを感じた。
もう、
地面が近い。
「奏太は……___…」
沈黙を引き裂いたちづるの声。
「奏太は、どうしてこんなことができるの?」
さっきみたいな、感情的なちづるじゃなくて、
まっすぐ俺をみて
悲しい顔でそう言ったんだ。