7分の1のスキ。
こんな顔を、
みたのはいつぶりだろう…
そんなつまらない考えは真剣な顔をしたちづるにかき消された。
「あたし 三木くんのこと、好きだから」
重く、
痛く、
突き刺さった、その言葉。
ちづるが言ったのと同時に、観覧車のドアが開く。
丸い部屋に流れ込む新しい空気。
さっきから息が苦しかったのは、空気が悪かったせいかもしれない。
俺の目の前のちづるは、立ち上がって早足で出て行った。
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