空色の恋
「別に澄空がどういう考えだろうといいから」
「うん」
あたしはゆっくりと話を始めた
家を出て行った母親のこと
会いに行った時にはもうすでに違う家庭で
子供もいたこと
お父さんは出張が多くて滅多に家にいないこと
その分龍輝のお母さんが夕飯を作ってくれたりしていること
永遠はずっと黙って聞いていた
全てを話し終わったとき
あたしは永遠の顔を見れなかった
永遠に気を使おうと思ってたわけじゃない
でも結果そうなってた
それがどれだけ永遠を傷つけていたのか
あたしは知らなかったから