世界聖戦
合流
ヴァチカン市国の国境線に程近いイタリアの小さな町。

ここに三人の男女の姿があった。

「カタリナ、よく無事に戻ってきてくれた」

小さな宿をとり、そこで落ち合ったヘヴンとジャンヌ、そしてカタリナは、お互いに無事に再会できた喜びを分かち合う。

が。

「いえ…私一人がおめおめと生き残ってしまいました…」

そう言って視線を落とすカタリナ。

彼女と行動を共にし、アギオス・ディミトリオス聖堂で聖十字架を入手に向かったランスロットは、ヴァチカンからの刺客によって命を落とした。

カタリナが無事に聖十字架を持ち帰る事が出来たのは、ランスロットの身を挺した行動があったからこそなのだ。

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