世界聖戦
「何を言うんだ、カタリナ」

ヘヴンはカタリナの肩に手を置く。

「君が生き延びて聖十字架を無事に持ち帰る事こそがランスロットの望み…君は命を懸けたランスロットの行動を無駄にする事なく、こうして帰ってきてくれたんだ」

「…有り難うございます、ヘヴン」

彼の言葉で、カタリナは少し励まされたようだった。

「ところで…」

そのカタリナがジャンヌを見る。

「この方は一体…?…見た所、身につけている剣は霊装のようですが…祓魔師の方ですか?」

口調こそ穏やかだが、カタリナは瞬時にジャンヌがヴァチカンからの刺客である事を見抜いていた。

< 172 / 285 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop