世界聖戦
「聞いてんのかコラァッ!」

間合いを詰めて拳を放つヘル!

近づいてくる気配は感じるものの、やはり見ていないのでは正確な距離は測りかねる。

ヘルの拳をまともに米神に食らい、ヘヴンはガクリと膝を落とす。

「ヘヴン!」

ジャンヌが加勢しようとするが。

「来るな、ジャンヌ」

ヘヴンは彼女を制した。

「心配は要らない。君はそこにいろ。くれぐれもヘルの邪視は見ないように」

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