【完・短編】届かないラブレター。
だって落ちちゃえばこっちにいるんでしょ?
もしかしたら時々、偶然会ったりする可能性があるんでしょ?
私の高校、仁の家の前を通らなきゃ行けないから、ね…仁。
そうでしょ?
はは……ダメだね、私。
仁は夢のために。
オリンピック選手になるっていう夢のためにその高校に行くのに。
落ちろなんて思ってるの私。
そんなんだから。
そんな私だから。
仁は振り向いてくれなかったのかな?