アナタのネガイ、なんですか?
あの日、僕は、死んだ。
美里が見ている前で。
「ホント、あの人だけは許さない。てか、許したくないなぁ。僕を殺すだけなら許してあげたのに・・・・。」
アイツは許さない。絶対に。
だって、僕の命より大切な美里を泣かせたんたんだから。
「って、どんだけ美里のコト、好きなんだってハナシ・・・・」
なんとなく、一人で苦笑いしていた。
「・・・・学校、行こ・・・・」
そして僕は屋根の上を学校に向かって走っていった。