マー君(原作)
なるほど、そういうことか。

どうりでおかしいはずだ。

怪奇出版なんて三流の所の独占取材をこんな簡単にさせてくれたのはこれが原因か。

おそらく他の記者に相手にされなかったのは、オカルト的な内容だったからだろう。

そうとなると--。

洋太はジーンズのポケットからメモ帳、デジカメ、小型録音機を取り出し、取材の準備をした。

それが終わると、雨の説明を聞きながら取材を始めた。

雨は頷くと、すぐにマウスを動かし、日記というコンテンツをクリックした。

「これがあなたに見せたい内容です。雫が犯行を犯す前に書いた日記です」

洋太は日記のページが開かれる間、高揚する気持ちを抑えられなかった。

どうやらここには今まで見たこともないオカルトがあると、直感で理解した。
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