マー君(原作)
<10>
「JCO地下施設は、この下にある」
雨達を連れ、物置小屋に入ったJCOは土が見える床を指差した。雨は後ろに光也と凪を率いて小屋に入っていた。
JCOが指す地面には大きな四角い穴が口を開けていた。隠しドアとなっていたのだろう、穴を塞ぐための鉄製の引き戸が左右に大きく開いている。
この上に何が乗っていたかはわからないが。
雨は改めて小屋を見回した。小屋の中にはスコップやバット、運動会で使う競技用の物、芝刈り機と小物が沢山ぎゅうぎゅう詰めにされている。
「本来、我々はエレベーターで地下施設に移動する」
JCOが入口正面の壁に手を宛てる。物置小屋の薄い壁をなぞる。すると、ある位置で壁が一部剥がれ、下から赤いボタンが現れた。
「こいつを押せば」
赤いボタンを押すと、JCOの前の壁が回転し、奥に小さいボックスのような部屋が姿を現した。それがエレベーターのようだ。
かなり廃れているが使えなくはない。
「だが、このエレベーターは今は使えない。マー君がエレベーターの動力源を切った。だから--」
「説明はいいわ」
「JCO地下施設は、この下にある」
雨達を連れ、物置小屋に入ったJCOは土が見える床を指差した。雨は後ろに光也と凪を率いて小屋に入っていた。
JCOが指す地面には大きな四角い穴が口を開けていた。隠しドアとなっていたのだろう、穴を塞ぐための鉄製の引き戸が左右に大きく開いている。
この上に何が乗っていたかはわからないが。
雨は改めて小屋を見回した。小屋の中にはスコップやバット、運動会で使う競技用の物、芝刈り機と小物が沢山ぎゅうぎゅう詰めにされている。
「本来、我々はエレベーターで地下施設に移動する」
JCOが入口正面の壁に手を宛てる。物置小屋の薄い壁をなぞる。すると、ある位置で壁が一部剥がれ、下から赤いボタンが現れた。
「こいつを押せば」
赤いボタンを押すと、JCOの前の壁が回転し、奥に小さいボックスのような部屋が姿を現した。それがエレベーターのようだ。
かなり廃れているが使えなくはない。
「だが、このエレベーターは今は使えない。マー君がエレベーターの動力源を切った。だから--」
「説明はいいわ」