マー君(原作)
<13>
「光也、先に入ったチームとは連絡取れる?」
暗い石作りの螺旋階段を急いで下りながら、雨は前を走る光也に聞いた。光也は素早く腰から無線を取り、チームに連絡をとる。
「潜入チーム、潜入チーム、応答しろ」
(ザザザァー)
「駄目ですねぇ。状況が混乱しているんでしょうねぇ」
そう言って無線をしまう。雨は嫌な胸騒ぎを覚えた。それで止まる訳にはいかなかった。
今なんとしてもこの惨劇を止めないと。
螺旋階段をしばらく下りると、ようやく地面についた。階段の下には鋼鉄のドアが立ち塞がっていた。ドアの上に赤いライトがついている。光也がドアを開けようとした時、後方から声がした。
「そいつは、暗証番号を打たんと開かないぞ」
「あなたは--」
雨は階段から下りてくるJCOの男を見上げた。さっき小屋を出ていったと思われたが、後をついてきたようだ。
「言い忘れていただけだ。暗証番号は3526だ。俺もついていく」
「なっ--」
「道案内が必要なはずだ。俺がオリジナルのマー君--この惨劇の根源に案内してやる。あとはお前ら次第だ」
「光也、先に入ったチームとは連絡取れる?」
暗い石作りの螺旋階段を急いで下りながら、雨は前を走る光也に聞いた。光也は素早く腰から無線を取り、チームに連絡をとる。
「潜入チーム、潜入チーム、応答しろ」
(ザザザァー)
「駄目ですねぇ。状況が混乱しているんでしょうねぇ」
そう言って無線をしまう。雨は嫌な胸騒ぎを覚えた。それで止まる訳にはいかなかった。
今なんとしてもこの惨劇を止めないと。
螺旋階段をしばらく下りると、ようやく地面についた。階段の下には鋼鉄のドアが立ち塞がっていた。ドアの上に赤いライトがついている。光也がドアを開けようとした時、後方から声がした。
「そいつは、暗証番号を打たんと開かないぞ」
「あなたは--」
雨は階段から下りてくるJCOの男を見上げた。さっき小屋を出ていったと思われたが、後をついてきたようだ。
「言い忘れていただけだ。暗証番号は3526だ。俺もついていく」
「なっ--」
「道案内が必要なはずだ。俺がオリジナルのマー君--この惨劇の根源に案内してやる。あとはお前ら次第だ」