消えた同級生【玩具の女編】
「せ、先生恥ずかしいよ…」

「大丈夫ですよ…それよりこっちが…」

「寒河江が来たらどうしよう…」

「その時は私から説明しますから…」

「…せ、先生…」

「…ね、動かないで…」




俺は隙間から目を反らし、急いで反対側へ走った…

蒼湖は裸で、先生はその背中に顔を埋める…

どう考えても、そっちにしか考えられない!!

何でだよ、蒼湖!そんなにアイツが好きなのかよ!?

俺じゃなくて先生の事が…

身体を許せるぐらい好きなのかよ!

先生だって…何も俺から蒼湖を取り上げなくたって!



…じゃあいつも三人でいても俺は邪魔だったのか!?俺はいらなかったのか?

応えろよ…

誰か……

あいつらは俺なんかいらなかったんだ

三人で楽しくやってると思っていたのは俺だけで、あの二人は俺を邪魔に思っていた…
< 112 / 369 >

この作品をシェア

pagetop