305号室の男。【完】
知らない女
帰って来たら謝ろう…と、散らばった服を着てベッドから下りた。



―バタンッ―



ドアの音がした。



あれ、もう大智さん帰ってきた…?



それとも、お財布忘れちゃった…?



不思議に思い玄関の方へ向かい。



「大智さん、どうし……」



どうしたの?そう聞こうとして、言葉に詰まった。



だって、知らない女の人と男の人がいるんだもん…。



「あの…、部屋…」



部屋、間違ってませんか?そう聞こうとしたあたしに。
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