初恋
第2章『始まりの予感』
しーん
沈黙の帰り道が続く…
だって男の人と2人っきりになるの初めてだし、話す事なんてないし…
てか緊張して顔が上げられない~
「…なぁ!」
沈黙を破ったのは悠だった
「ぴひゃあっ!!」
「ぷっなんだょ変な声だすなしっ」
「だしてない…」
うぅ゛恥ずかしい…
急に話かけられると、いつも変な声や敬語らしき言葉が出るんだよね…
あるいみコンプレックス?
てか、もう着いてたんだ…
Bye-byeしなきゃ
ん?あれッ?悠の顔が赤い…
「那実…さ、好きな奴いる…?」