オアシス・カフェ〜三人のプリンス〜

「答えてよ!平井柚姫のこと好きなの⁈」


えーーっ‼︎‼︎⁉︎私⁉︎⁉︎

どういうこと⁈

どうして私の名前がここで出てくるの⁉︎

一体二人は誰なの⁈


何とかしてここから脱出しようと頭を捻っている時に聞こえた耳を疑うような会話に、驚きのあまりガタッと物音を立ててしまった。


やばい…‼︎気付かれる…

今この状況で見つかるなんて、最悪過ぎるよ…

サァッと血の気が引き、息を潜めた。

だけど、二人は話に夢中で全く気付いた様子はない。


はぁ…良かった…

何とかバレずに済んだみたい。

今のでだいぶ寿命が縮まったよ…




「まぁまぁ、先輩。少し落ち着いて」


あれ…今の声、何処かで…

はっきり聞き取れない男性の声に、耳を澄ませていると。


「落ち着いてなんかいられないわ!私とあの子、どっちを取るのよ!蒼‼︎‼︎」



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