結婚の賞味期限 人生の消費期限【完】
「結婚の誓い」


そこまで言うと、もう一度二人で視線を合わせ言葉を紡いだ。

「「私たちは入籍してしばらく時間が流れましたが、

お互いとても大切でかけがえのない存在だと改めて思っています。

皆様に見守っていただきながら、

これからも互いに尊重しあい、共に歩んでいくことの幸せを感謝し、

永遠にその気持ちを変えることなく、

どのようなときにも、心をひとつにあわせて乗り越え、

これからも幸せな家庭を築いていくことをここに誓います。

夫佐々木瑞希、妻ひな」」

みずき君が頭を下げるのに合わせて、私もお辞儀をする…


「それから、僕の大切な家族を紹介させてください。

まずは長女優奈(ゆな)です。優奈おいで…」

みずき君が優奈を手招きして自分の隣に立たせる。

今日はこの式用に買ってもらった淡いスカイブルーのワンピースを着て

優雅なしぐさで皆にお辞儀をする。


美奈は姉とお揃いで色違いのピンクのワンピースで、優奈の後ろから

呼ばれてもいないのに一緒についてきて隣にすでに立っていた。

みずき君は微笑みながら美奈の肩に触れ

「次にこちらが次女の美奈(みな)です」

「そして…」

と言いながらりえに抱かれた息子の元に歩み寄り、抱き取って戻ってきてから

「これが長男の晃希(こうき)です」






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