溺愛ヤンキーくん
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で。
やってきましたよ。
SS組に。
なに?
これ本当に校舎?
綺麗過ぎじゃねぇか?
ありえん…
見た目はまぁ綺麗な校舎。
で!
中身が…
中身が…
ふかふかのレッドカーペットが敷いてある廊下に、
高そうな壁紙。
さすがにシャンデリアはなかったけど。
エレベーターあるし。
しかも10階建てだし。
屋上にプールらしき物があるって看板に書いてあるし。
机はピカピカのつるつる。
椅子はふかふか。
なんなんだ?ここ。
ふざけてんだろ…
そんな事を思ってたら前からダッシュで来た男とぶつかった。
―――ドンッ…―――
「…いったぁ…ごめんね?君大丈夫…ってあぁ〜!!」
おい。かわいい系男子。
あたしの上に乗るな気色悪い。
「…いって…って耳元で騒ぐなうるさい…」
「ねぇ!!皇雅っ!!朝の子見つけたよ〜っ!!」
「…はぁ?あんた…何言ってんの?」
なぜか前から5人くらいの男が来たんだが…
って!!
よし。
男モードONっ!!
「…おい、貴様あたしの上からさっさと降りろ」
これで少しは効いただろ…
殺気出したし…
「…おい女。貴様何もんだ?」
と、幹部だか総長だかわからんやつがあたしにきいた。
答えるかっつーの。
「…男が先に名乗れよ。礼儀知らず」
「は?お前俺の事知らねぇの?」
「知らねぇよ」
名前なんか興味ねぇし…
唯一知ってるのはてめぇらが炎龍の幹部か総長って事位だし。
「…へぇ…「君面白いねっ!!僕は永沼蕾稚!!この礼儀知らずのバカは炎龍総長の秋川皇雅!」
へぇ…
貴様が炎龍総長の秋川皇雅ねぇ…
秋川皇雅の見た目は
髪はミルクティーカラーで、切れ長の透き通った琥珀色の瞳スッと通った鼻筋に薄い形のいい唇。
で、捲った長袖から覗く腕は程よく筋肉が付いていて、そして小顔の長身。
こりゃ女共が騒ぐな…
でこのかわいい系男子こと永沼蕾稚は、
くりくりした目に少しクセのあるハニーブラウンの髪。
で炎龍の幹部で一番小さい身長。
これは年上にモテるな。
「…んで、この黒髪メガネくんが森下櫂!!ハッキングが上手いんだよ〜!この赤髪が畑仲竜士で青髪が畑仲龍都だよ!!双子なんだ〜!で最後のハーフくんが大藤翼だよ!!」
はぁ…
たくさんいる事…
じゃ読者様のために後の4人の容姿を説明するね。
まず森下櫂
黒髪の黒ぶちメガネ。
で中にある切れ長の澄んだ黒の瞳には闇がありそうな…
こいつ…何か辛い過去を持ってる…
しかもあたしに似たような…
っと…
次は赤髪の畑仲竜士(兄)
髪と瞳の色はスカーレット。
で同い年にしては少しワイルドな顔立ち。
でお腹から開いたワイシャツから覗く腹筋は綺麗に割れている。
で真っ黒肌。いかにもサーファーやってます感が凄い。
つーか…―――筋トレ好きなのか?こいつ…
で、畑仲龍都(弟)
こいつの髪と目の色は青て言うより綺麗なアクアマリン。
へぇ…綺麗な水色してんな…
で、こいつは爽やかな顔立ち。
目は丸くなく切れ長でもなく中間で、高い鼻。
ぷっくりした唇。
で笑うと出来るかわいいえくぼと、八重歯。
程よく日焼けした肌に兄程ではないがよく付いた筋肉。
まあ…いかにも少女マンガの中から飛び出して来ました感が半端ない爽やかな顔立ち。
で、最後。
大藤翼
こいつハーフらしい。
金髪碧眼で高い鼻。
ちょっと薄めの唇。
こいつはいかにも王子様みたいなやつ…だな。
とまぁこんな感じ…かな…