時猫
は…?
…あぁ。そうだ。
これは夢だ。
死んだらこんな夢を見るなんて。
最悪だ。
「これを見て下さい。竹中庄助さん」
目の前に、大きな輪が現れた。
…何が始まるんだ。
そう思っていると、その輪の中が光り始め…。
「こいつらは…」
見覚えのある奴らが、そこに映った。
…間違うはずがない。
俺はこの目でしっかりと見た。
木島茜と、沖田総司。
お前らが何で、笑っているんだ…。
俺から大切な人を奪った、お前らが。