不思議探偵団☆





『え"っ!? もしかして剱崎ミキ!?』



大声で名前を呼ばれて体がビクッとした。




『ななな!?』



びっくりして振り返ると…
すごく大柄で、金に染めてある短髪の男が立っていた。




『やっぱり~剱崎ミキだ~』

目を見開いて驚く男に僕は…


『なっ何ですか!? なんで…僕の名前を知ってんですか!?』




『だってチミ、ネットサイトの“探偵goo”で名前がのってんだよ? この前の高校放火事件解決のこととか…

ちょっとしたアイドルだよ、チミ!!』




と、親指を突き出して男は満面の笑みで言う。


『は…はぁ;』



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