「わかってるってば」
とかく、仕事は淡々とこなした。

アシスタントってことで、ハイハイって次々こなせた。

でも、自分はここで何ができるのか?未だわからず・・・

「おっはよ!!」

「おう!!」

親切にしてくれる同期の美穂となんとなくいい感じでプライベートも過ごしていた。

そこへ、やってきたこの話。

「イヤかも。」って。そう思っていたけど

「ゆうきなら大丈夫よー。」

美穂にも励まされ、僕は引き受けた。

会社からほどない彼女のマンション。

彼女ではなく作家先生?年増の女。

姉貴の元同僚。

「マジ・・・ムリ・・・」

全てのパターンを考えても、ハッキリ言ってイヤだった。

マンションの前に立つ、

背筋が凍る瞬間だった。「部屋番・・・え・・・っと」

僕は、始めっから失態したようだ。

「ダメだ」

スマホからLINEした。

「早っ・・・!」

女はすぐ答えたんだ。

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