大好き
私たちは親に内緒で、また付き合うことになった
メールのやり取りを見られないように、携帯からパソコンに変えている
学校でも、岳瑛とはいつも通りすれ違っても素通り
でも、最近は午前中授業でみんなすぐにいなくなるため、2人になる時間が多くなっていた

今日も、みんなすぐにいなくなっていた
私が通っているクラスに、数人残っているだけ
隣のクラスには岳瑛だけ
私はそんなことほっといて、トイレに行ったwww
トイレに行った帰り、教室に入ろうとしたら・・・
「江理」
誰かに呼ばれた
後ろを振り返っても誰もいない
~あれ?~
私は空耳かなと思ったから、また教室に入ろうとした
そしたら、また・・・
「江理」
今度はなんなのかと思い、今度は周りをちゃんと見回した
見回した結果、隣の教室から顔を出していた岳瑛がいた
~こっちこっち~
と、手招きをしていた
私は手招きされた方向に行った
手招きされた場所は、隣の教室
隣の教室は、岳瑛以外誰もいなかった
岳瑛はすぐ出るのか分からなかったけど、電気も消されていた
~何かあるのかな?~
私はずっとそう思っていた
しかし、何もなかった
「どうしたん?」
私は岳瑛にそう聞いた
岳瑛はずっと江理を見ている
見られても困るため、私は岳瑛から目をそらした
私が目をそらした瞬間、岳瑛の手が私の頬に触れた
「んっ・・・」
くすぐったくて、反応してしまった
岳瑛は私の頬に触れてから、私の顔を上げた
私の顔を上げたら・・・
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