夕焼け空の下で




「あと…昨日の。」










「…………。」









吉田さんが謝る。










「…うちこそごめんね…。協力…できなくて…」










そう言うと吉田さんは軽く笑った。










「ううん。なんとなく分かってたから…大丈夫。
それに、美夜ちゃんがね…決めたことだし。私は…大丈夫。」










美夜って日野さんのことだろう。









「…そっか。」








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