呪島~ノロイジマ~
後は北側に下りて玄関まで走れば……






顔を上げて前を見る。






目の前に土気色の女の顔があった。






由梨は恐怖のあまり、声も出せずにそのまま後ろに仰け反った。



バランスを崩した身体は、崩れ落ちる土砂と共に、たった今登ってきた土砂の山を、一番下まで滑り落ちた。

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