呪島~ノロイジマ~
「ライター? 何を買いに来たんかは知らんわ。

そうか、やぱりオマエらぁアイツの仲間か」


男が一歩にじり寄った。

その男だけではない。その場にいた島民たちも、二人を取り囲むように詰め寄る。



「ちょ、ちょっと待ってくださいよ。いったい何があったんですか?」



「あ~~~ん?」


男は今にも掴みかかりそうな勢いである。



「いや、その人は今どこに?」



「はぁ? 知らんわ。保養所じゃろうが」


「いや……まだ帰って来てないんですよ。それよりいったい何があったんですか?」


敦也は何とか男をなだめようとした。

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