呪島~ノロイジマ~
さっき金森さんの叫び声を聞いて、自分が先頭で部屋に向かった。


すぐ後ろを健介がついて来ていた気配は、ずっと感じていたけど、

今井さんが来ていたのかまでは分からない。



いついなくなったのか……?


やはりあの時、今井さんはついてきていなかったのではないのか……?



じゃあなぜついてこなかったのか?



それは……



祐次は自分の想像を打ち消そうと、首を横に振った。

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