遠い君へ。
信頼
今日はあずきが家に来て、一緒にお昼ご飯を作る予定。
ついでに、夏休みだからって出た大量の課題もやる。
「お母さん。ジュース昨日買うの忘れた?」
【あ、忘れた】
「そっか!じゃあ今買ってくるね!」
【うん。ついでにネスカフェも買ってきてー】
「はーい!」
あずきは何でも好きだから選ぶのに苦労しない。
テーブルの上の携帯が鳴った。
あずきからかなー。また寝坊かも。
LINEを開くと、永人くんから画像が送られてきた。
「なんだ?」
永人くんからLINEなんて珍しい。
送られてきた画像を見てみる。
「・・・うっっひゃー!!!あっ。ぎゃー!!!!」
勢いで携帯を投げちゃった。
ホラーの写真だった。気味悪い。
「なんで?何なの?」
LINEくれたと思ったらこれかよ。
【“やっほー”】
は?何呑気なこと言ってんだよ!
「“ちょっとー!バカー!”」
【“怖かった?”】
「“少しねー!でもこれくらいなら大丈夫ー!”」
また何か送られてきた。
【“ホラー画もう一枚あげる”】
「・・・ありえない」
あたしじゃん・・・。
いつの間に撮られたんだ?
四日前に遊んだときのあたしなんだけど、アイス食べてるときだよね?
全然気が付かなった…。
しかもホラー画とか(笑)
本当にそうだけどさ~(笑)盗撮って(笑)
「“最悪ー”」
【“ふっ”】
「“盗撮するならもっと可愛く撮ってよーーー”」
【“無理。現実見て”】
・・・この人なんなの?(笑)
「“はいはい”」
ジュースを買って家に戻ると、あずきがベッドで寝ていた。
あずきってよーく寝るよね~。
学校でもしょっちゅう寝てる。
授業中何回ヒヤッとすることか!(笑)
「お母さん…ただいま…」
あずきが寝てるから起こさないようにと、静かにリビングに向かうとお母さんも静かにしてるかな~と思いきや、思いっきり大きな音をだして精米機を回していた。
「ちょっとちょっと!!!!」
【あ、おかえり】
「うるさいよ!」
【そうだよね。ちょっとこの音うるさいね】
「今しなきゃいけないの?」
【なんか、あずきちゃんがお構いなく!って言ってたからさ】
「あ・・・そ、そうなの」
お構いなくって言ったって、気は遣わないの?(笑)
天然というか、素直っていうのか…。
まぁそこがお母さんのいいところでもあるんだけど。
【あ、咲。その服やめたら?これ着た方がいい!】
「なんで?これは変なの?」
動きやすくて足広げやすくていいのに。
【これはこれで合うけど、このスカートも履いてよ。せっかく買ったんだから♪】
出かけるわけでもないのに、清楚系なスカート。
「このスカートって何だか化粧したくなるなー」
インターネットで見た、薄いメイクを試してみよう。
本当は、夏は汗をかくし、べたべたするから、なるべくメイクはしたくないんだけど。
あずきは起きる気配がない。
「この化粧どう?」
【化粧してるの?】
「してるじゃん!ほら」
【あ~…ほんとだ~…お母さんにもやって】
「いいよ!」
初めて人にメイクをする!
「お母さんって綺麗だよね~」
肌さらさらだから、化粧しやすいけど、ほくろが多い。
5分ぐらいでできあがった。
【あ!おはようあずきちゃん!うるさくしちゃってごめんね】
「あぁあずき!おはよう!」
【全然うるさくなかったですよ!咲おはよ】
今日のあずきは、いつもと違う。
「赤いリップ?似合うね!」
【あ、これ新しいの。買ったんだ~。似合う??】
「うん!似合ってる!」
あ!!ジュース、冷蔵庫に入れるの忘れた。
冷蔵庫を開けると、あずきが持ってきたであろうケーキが入っていた。
「ケーキ買ってきてくれたの!?」
【あ、うん!それ昨日買ってきた!超美味しいよ!】
「めっちゃ食べたい~!!!!ねっ、もう食べない??」
【あ!ま!まだ!食べないことにしよう!?】
「なんで?」
【あ!!そう!うち、お腹いっぱいなの!!!!】
「そうなんだ…。あたしだけ食べるのはダメ?」
【ダメダメ!】
どうして慌ててるの?
そんなに一緒に味わいたいのかな。
「分かったぁ」
それにしても…早く食べたいな!!美味しいんだろうな~♪
ついでに、夏休みだからって出た大量の課題もやる。
「お母さん。ジュース昨日買うの忘れた?」
【あ、忘れた】
「そっか!じゃあ今買ってくるね!」
【うん。ついでにネスカフェも買ってきてー】
「はーい!」
あずきは何でも好きだから選ぶのに苦労しない。
テーブルの上の携帯が鳴った。
あずきからかなー。また寝坊かも。
LINEを開くと、永人くんから画像が送られてきた。
「なんだ?」
永人くんからLINEなんて珍しい。
送られてきた画像を見てみる。
「・・・うっっひゃー!!!あっ。ぎゃー!!!!」
勢いで携帯を投げちゃった。
ホラーの写真だった。気味悪い。
「なんで?何なの?」
LINEくれたと思ったらこれかよ。
【“やっほー”】
は?何呑気なこと言ってんだよ!
「“ちょっとー!バカー!”」
【“怖かった?”】
「“少しねー!でもこれくらいなら大丈夫ー!”」
また何か送られてきた。
【“ホラー画もう一枚あげる”】
「・・・ありえない」
あたしじゃん・・・。
いつの間に撮られたんだ?
四日前に遊んだときのあたしなんだけど、アイス食べてるときだよね?
全然気が付かなった…。
しかもホラー画とか(笑)
本当にそうだけどさ~(笑)盗撮って(笑)
「“最悪ー”」
【“ふっ”】
「“盗撮するならもっと可愛く撮ってよーーー”」
【“無理。現実見て”】
・・・この人なんなの?(笑)
「“はいはい”」
ジュースを買って家に戻ると、あずきがベッドで寝ていた。
あずきってよーく寝るよね~。
学校でもしょっちゅう寝てる。
授業中何回ヒヤッとすることか!(笑)
「お母さん…ただいま…」
あずきが寝てるから起こさないようにと、静かにリビングに向かうとお母さんも静かにしてるかな~と思いきや、思いっきり大きな音をだして精米機を回していた。
「ちょっとちょっと!!!!」
【あ、おかえり】
「うるさいよ!」
【そうだよね。ちょっとこの音うるさいね】
「今しなきゃいけないの?」
【なんか、あずきちゃんがお構いなく!って言ってたからさ】
「あ・・・そ、そうなの」
お構いなくって言ったって、気は遣わないの?(笑)
天然というか、素直っていうのか…。
まぁそこがお母さんのいいところでもあるんだけど。
【あ、咲。その服やめたら?これ着た方がいい!】
「なんで?これは変なの?」
動きやすくて足広げやすくていいのに。
【これはこれで合うけど、このスカートも履いてよ。せっかく買ったんだから♪】
出かけるわけでもないのに、清楚系なスカート。
「このスカートって何だか化粧したくなるなー」
インターネットで見た、薄いメイクを試してみよう。
本当は、夏は汗をかくし、べたべたするから、なるべくメイクはしたくないんだけど。
あずきは起きる気配がない。
「この化粧どう?」
【化粧してるの?】
「してるじゃん!ほら」
【あ~…ほんとだ~…お母さんにもやって】
「いいよ!」
初めて人にメイクをする!
「お母さんって綺麗だよね~」
肌さらさらだから、化粧しやすいけど、ほくろが多い。
5分ぐらいでできあがった。
【あ!おはようあずきちゃん!うるさくしちゃってごめんね】
「あぁあずき!おはよう!」
【全然うるさくなかったですよ!咲おはよ】
今日のあずきは、いつもと違う。
「赤いリップ?似合うね!」
【あ、これ新しいの。買ったんだ~。似合う??】
「うん!似合ってる!」
あ!!ジュース、冷蔵庫に入れるの忘れた。
冷蔵庫を開けると、あずきが持ってきたであろうケーキが入っていた。
「ケーキ買ってきてくれたの!?」
【あ、うん!それ昨日買ってきた!超美味しいよ!】
「めっちゃ食べたい~!!!!ねっ、もう食べない??」
【あ!ま!まだ!食べないことにしよう!?】
「なんで?」
【あ!!そう!うち、お腹いっぱいなの!!!!】
「そうなんだ…。あたしだけ食べるのはダメ?」
【ダメダメ!】
どうして慌ててるの?
そんなに一緒に味わいたいのかな。
「分かったぁ」
それにしても…早く食べたいな!!美味しいんだろうな~♪