さくらの木の下で
生徒会
私はサラサラと風の吹く中で、私は桜の木に腰を預けて、本を広げ、座っていた。
本を読む訳でもなく、ただボーッとしてた。
風がとても気持ちよかった。
いつの間にか、眠っていた…。

「ちょ…う…」
んー…、何か声が聞こえる。
「会長…!」
私はびくっとして飛び起きた。

目の前にはびっくりした顔の男の子が、私の顔を覗き込んでいた。
"雄崎 翔太"ゆうざき しょうた

幸凛学園
二年三組委員長であり

生徒会副会長。


彼はとても優秀だった。

ーーーそんな彼が、私の顔を覗いていた…。
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