【続】朝の旋律、CHOCOLATE


終わったよ、と哲から電話を貰って。
ドッキドキしながら戻った、私の部屋。


真ちゃんは爆笑して。

泊まりにくくなったなぁ、なんて。



「でも来ちゃうっ」

毎週来てやる。
毎週来て、邪魔してやる!


ついたドアを開けたり閉めたりして。

あーあ、おんなじ匂いになるのかぁ、なんて。


私の思っていたことと、同じような事を、口にした。




「蜜」

「…はい」


「………普段、開けといていいかな」

「……ぅん」



私と哲は、私の部屋側に。
真ちゃんは、哲の部屋。

真ちゃんのはしゃぎようを、一緒に、立って見ていたけれど。


繋がった空間に緊張する私の顔を覗き込んだ哲は。

唇のピアスに笑みをのせて。



俺も、ドキドキする。
よろしくね、と。


私の耳元で、囁いた。





…の、に。





< 233 / 422 >

この作品をシェア

pagetop