静かな涙【完】
『…おっ…おぃ…河上??』



宮崎君は私が急に泣いちゃったから…




驚いてオロオロしていた…



『…ごっ…ごめんね………』




私は、無理矢理、笑顔を作る…




その瞬間、フワリと優しい香りに包まれた。





『……み…宮崎君?』




気が付くと、宮崎君にスッポリと包まれていた…




『……て…いいよ…』




『………えっ……』




『泣いてもいいよ…』




そう言った宮崎君に私は驚きつつも…




もう、戻れない現実と


やりきれない思いと


全てが複雑に絡み合って‥



心についたえぐるような深い傷が、
徐々に癒されて行く気がして‥





泣き止む事が出来なかったんだ‥
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