静かな涙【完】
でも、その夏休み前日に嬉しい報告を聞いた。



『真弓、明後日から1週間の強化合宿だって!』



同じマネージャーの京子ちゃんが、
意地悪そうな顔で笑った…



『チャンスだよっ!真弓!チャンス!!』



京子ちゃんは、私が浩司先輩を好きだったのを知っていたんだ…



『そっ…そんな…む…無理ぃ…』



私は照れ笑いしながら拒否しつつも…



心の中ではガッッポーズをしていた。



チャンスは一週間!




何が何でも告白しよう…




そう心に決めていたんだ。
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