My lover's song



「だって、だからこそこうやって出会えたんだもん」




そう言って


無邪気に笑う古閑先輩。






あー!もう!


可愛すぎるんですけど!






俺…古閑先輩と両想いなんだ





なんだか信じられない





今までさんざん



弟だとか


かわいいだとか言われてきた俺を





かっこいい



って言って




好き



って言ってくれた







神様!ありがと!




そして、そして



先輩達に感謝!





先輩達が後押ししてくれなかったら




古閑先輩に告白なんてできなかった







本当に感謝!





全校生徒に伝えたいほど嬉しい!

まじで!






嬉しさのあまり



古閑先輩をぎゅっと抱きしめる






「そっ!颯太くん⁉」



「颯太」



「え?」



「『颯太くん』、じゃなくて『颯太』」



「えっ!恥ずかしいよ!」



「麗那。」



「……」





名前を呼んだだけで


すぐにまっかっか。




本当、かわいいな





「麗那、“颯太”は?」



「そ…そうた」





真っ赤になりながらも


まっすぐ俺の目を名前を呼ばれる





やっべ…


コレ、めっちゃ嬉しい





しばらく見つめ合う俺たち






キス…今かも






そう思い


麗那の肩に手をかける



その瞬間…

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