Again -もう一度恋して-



会社を出ると山本さんは電車で帰るからと言って私とは反対方向に歩いて言った。



家に帰り部屋で着替えた後バッグから出し携帯を確認すると颯ちゃんからの着信履歴がある。


でも掛けなおすことはせずに直ぐに携帯を閉じてしまった。


今は、颯ちゃんとは話したくない。
また……あのキリキリする痛みが襲ってきた。

膝を抱えて顔をふせる……何も考えたくないのに山本さんの言葉が何度もよみがえって苦しい。


「真奈美ご飯たべないの?」



お母さんに呼ばれて食欲はなかったけどキッチンに降りて行った。



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