Again -もう一度恋して-
プレゼントを渡して気をそらそうとしたのに失敗だった。
元カレの話しなんてできれば避けたいのに。
このまま、やり過ごす事は出来ないかな……。
暫く、沈黙が続いた。
「真奈美、訊いているんだから答えろよ」
この話はもう終わりにしてさっきまでの楽しい時間をとり戻さないと。
「……さっきも言ったけど短大の時のちょっと知り合いなの関係なんてないから」
「ただの知り合いでそんなに動揺する訳ないだろう?」
颯ちゃんはどうしてもはっきりさせたいのか追及をとめてはくれない。
やめてよ。
なんとか笑顔でいようと思ったのに崩れてしまった。
今まで思い出すのも辛くて奥底に沈めて置いたのに……。
「もう……訊かないで……思い出したくないの……」
「真奈美……?」