Again -もう一度恋して-
「真奈美……」
真奈美が腕の中でピクッと動いた。
「真奈美、顔を見せて」
「やだっ!
きっと酷い顔になってる」
「大丈夫だって」
頭をふるふるしながら「絶対ムリッ!」としがみついてくる姿が小動物のようでなんだか可愛い。
「お化粧落としてくる」
腕の拘束を緩めると下を向いたまま持って来たバッグを掴んで立ち上がった。
洗面所の場所を教えるとダーッと走って行ってしまった。