Again -もう一度恋して-
「その必要はないですよ」
「え?」
返事が意外だったのか戸惑った表情で見返して来た。
「貴女が今日の事をどう聞かされているのか分かりませんが、この縁談を進めるつもりはないんです」
「はっ?あの……どういう事ですか?」
「貴女と結婚するつもりはないと言いました。
これ以上、話す事はないので失礼します」
「ちょっと、待って下さい。
失礼じゃないですか……」
相手の女が文句を言っていたが構わず部屋を出てきた。