Again -もう一度恋して-
何となく落ち着かないなぁ。
斗真の事も気になるし……。
あいつ、大丈夫かな……。
この間の事があるから心配だよ。
颯ちゃんに絡んだり、しないと、いいんだけど……。
何時間か経って午後3時頃、私の携帯電話の着信音が鳴った。
《時間通りに真奈美んちに行けると思うから》
《分かった。待ってるね》
颯ちゃんから電話が来たことをお母さんに知らせると「じゃあ、早めに夕飯の準備をした方がいいわね」と言ってエプロンを付けた。