Again -もう一度恋して-
大丈夫かな……。
はぁー、いったい何を話しているんだろう。
しばらくして階段を降りてくる音が聞こえた。
戻って来たのはいいんだけど二人のお互いに対する態度が斗真の部屋に行く前と明らかに違っている。
「望月さん、遠慮せずに飲んで下さい」
「斗真君もほら―――」
「斗真」
「なんだよ、お母さん」
「颯太君を返しなさい」
「やだね」
さっきの危機迫るような、あの雰囲気は一体なんだったのよ。